広告を出稿するにあたり、知名度を広げていきたいのか、イメージ戦略として取り組むのか事業者の規模によって様々ではありますが、何よりもコンバージョンをとれる広告が求められますよね。
今、出稿している広告は成果は出ているの??
そもそも同業他社と比べたら、一体どれだけ最適化されてるのか気になるところではあります。
自社で運営しているGoogle広告でも、ある程度同業者との比較はできますが、一般的に他業界のコンバージョン率(CVR)はどんなものなのか気になったので、色々調べてみました。
CVRとは?
CVRは『Conversion Rate』の略でコンバージョン率といいます。
要はWebサイトに訪れたユーザーの内、どれだけコンバージョンに至ったのかを表す値です。
CVR=CV(コンバージョン数)÷セッション数×100
コンバージョンは最終的な成果目標です。
WEBサイトに訪れたユーザーが申し込みをしたり、ECサイトだと商品を買っていったりとサイトによってゴール(成果目標)があります。
リスティング広告とディスプレイ広告
リスティング広告は、検索結果の上位にテキストで表示されるので、購入意欲の高いユーザーに的を絞ることが出来る!!
その分CVRは高くなるが、クリック単価も高くなりやすい。
それに対して、ディスプレイ広告はWEBサイトの広告枠に表示される画像や動画の広告で、サービスや商品をまだ知らないユーザーにアプローチしやすい。

バナーで表示されるので、バナー広告とも呼ばれるよ!
クリック単価がやすく、リマーケティングが可能!商品の認知拡大での活用で期待できるが、その分CVRが低めである。
一般的なCVRって?
上記で説明したように『リスティング広告』と『ディスプレイ広告』ではCVR(コンバージョン率)は変わってきます。
また、業種が違えばコンバージョン達成難度も変わってくるのであくまで、データの参照は参考程度の目安とするのがいいでしょう。
WordStreamより、すべてのアカウントの約4分の1のCVR(コンバージョン率)は1%未満だそうです。
ECサイト
リスティング広告のCVRは約2.8%
ディスプレイ広告のCVRは約0.6%
不動産
リスティング広告のCVRは約2.5%
ディスプレイ広告のCVRは約0.8%
金融&保険
リスティング広告のCVRは約5.1%
ディスプレイ広告のCVRは約1.2%
観光
リスティング広告のCVRは約3.5%
ディスプレイ広告のCVRは約0.5%
CVRを改善させるには?
CVRの改善で一般的に言われるのは、広告の配信を絞っていく方法やサイトのLPを改善する方法ですよね。
ただし、ニーズにマッチした広告の出稿はもちろんですが、これまでの傾向を分析して見えてくるものもあります。
戦略設計はCVを増やす為に大事な事です。広告の結果を振り返り、現在の数値が良いのかどうかを見極めていきましょう。
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